First case of concomitant cytomegalovirus (CMV) viremia in non‐immunocompromised COVID‐19 patient and ICU management strategy in Qatar with literature review

Abstract

COVID-19 has created one of the world's worst pandemics and is associated with various life-threatening complications and infections, possibly due to various internal and external host factors. Cytomegalovirus (CMV) coinfection is one of those infections. We present a challenging case of severe COVID-19 infection managed in our ICU care facility with concomitant CMV infection. We aim to highlight the significance of early diagnosis and prompt management for a better outcome.

COVID–19に関連したサイトメガロウイルス再活性化による空腸潰瘍出血の1例(Jejunal ulcer hemorrhage due to COVID–19–related cytomegalovirus reactivation: a case report)

“…医学中央雑誌でCOVID–19とサイトメガロウイルスをキーワードに検索したところ，会議録として1例の報告があったが，文献的な報告はなく本症例は貴重な症例報告である。海外ではCOVID–19によるCMV再活性化の文献的報告は増えている 5), 6), 7), 8)が，本邦ではまだ認知されていないことが示唆され，今後のCOVID–19診療に対して啓発的な意味は大きいと考える。…”

“…CMV感染症は，先天性免疫不全疾患，後天性免疫不全症候群，免疫抑制剤やステロイド内服中の患者でCMV再活性化が起こることが知られている 4), 7), 8)が，本症例は基礎疾患のない健常人で，入院後もステロイドやトシリズマブ 9)などの誘因薬剤は使用していない。…”

“…海外からCOVID–19によってサイトカインストームが引き起こされることにより後天的な免疫不全状態になることが報告されている 7), 8), 10), 11), 12)。臨床的な特徴としては，CRP高値，腎機能障害があり，これらはCOVID–19の炎症パラメーターであると同時にCOVID–19重症度の予測因子とされる 11), 13)。また，総リンパ球数の減少もCOVID–19の免疫不全の特徴であると同時に予後因子であることが報告されている 6), 7), 11), 13)。本症例において，胸部CT検査では説明のつかない著明なCRP高値と腎機能低下がサイトカインストームを反映していた可能性があり，総リンパ球数が減少していたことから，入院した時点ですでに免疫不全状態となっていたことが推測された。また，明らかな接触歴があること，基礎疾患がないこと，CT検査および上部・下部消化管内視鏡検査で悪性腫瘍を認めなかったことから，COVID–19感染を契機にCMV再活性化と臓器障害に至ったと考えられた。…”

“…COVID–19に関連したCMV感染症に対する標準的なガイドラインは存在しないため 8)，日本造血細胞移植学会が発行しているサイトメガロウイルス感染症ガイドラインをもとに治療を行い 3)，手術を含めた集学的な治療が奏功して救命することができた。免疫抑制の強い症例では約30%に再燃があるとされる 3)が，ガンシクロビル投与終了して4週間後もCMV抗原血症検査は陰性を継続している。…”

Cytomegalovirus Reactivation in Postrenal Transplant Patients Immediately in Association with Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) Infection: A Case Report of 2 Patients and a Brief Review of the Literature

“…The coronavirus disease 2019 (COVID-19) and cytomegalovirus (CMV) disease are opportunistic co-infections of each other in immunocompetent and transplant recipients (1)(2)(3)(4)(5).…”