EEC Fraud

Primordial respiratory-like rhythm generation in the vertebrate embryo

“…At stage 18, a set of eight reticular neuronal phenotypes has been characterised in chick rhombomeres from their pattern of axonal trajectories 21 , providing anatomical evidence for the co-activating system. When active after stage 24, these cells belong to the rhythmic network ( Figure 2B).…”

Giant neuron is a key player for fast escape

“…Takashi SHIMAZAKI and Yoichi ODA, Graduate School of Science, Nagoya University (〒464 -8602 Furo, Chikusa, Nagoya, Japan) 1 名古屋大学大学院理学研究科， 2 自然科学研究機構基礎生物学研究所， 3 名古屋大学国際機構 Received 20 May 2020, Accepted 10 June 2020 22,26) 3,66) 。Ｍ細胞はこれらの動物だけに現れた特例な のだろうか？しかし，Ｍ細胞は魚の後脳の網様体脊髄路 ニューロンの一つであり，網様体は脊椎動物の脳で最もよ く保存された領域の１つである 27) 。ヤツメウナギ(円口類) のような原始的な脊椎動物から哺乳動物まで，後脳網様体 脊髄路ニューロンが存在する後脳が Hox 転写因子に依存し て分節化されている 6,43) 。ヤツメウナギにはMüller 細胞と 呼ばれるＭ細胞に似た大型の細胞が網様体に存在する 39) 。 高等脊椎動物にもＭ細胞と似た働きをもつ巨大なニューロ ンが存在する可能性は十分にある。哺乳動物にもＭ細胞の ように聴覚をはじめとする様々な感覚情報を受け取り，行 動を実行する上で重要な巨大ニューロンの存在が報告され ている。例えば，大きな音によって引き起こされるラット の 素 早 い 驚 愕 応 答 は 尾 側 橋 網 様 核 (caudal pontine reticular nucleus, PnC)に含まれる巨大な網様体脊髄路 (RS)ニューロンが寄与する 35) 。この巨大 RS ニューロンの 細胞体は40μm 以上あり，聴覚，前庭器官から収束入力を 受けて発火し，その興奮を脊髄へ伝える(図10) 30,35,56) 。こ の過程は極めて早く，刺激からわずか数ミリ秒で体の筋活 動が観察される 7,19) 。 哺乳動物では，巨大細胞網様核(nucleus gigantocellularis, NGC)のニューロンがＭ細胞を起源とする考え方もあ る 45) 。NGC ニューロンは延髄にある巨大な網様体ニューロ ン(細胞体の大きさは，マウスで40μm，ヒトで100μm) で，もともと哺乳類の覚醒に関わるニューロンとして見つ かったが 55,57) ，後に逃避行動をはじめとしたあらゆる行動 を開始する上で重要であると考えられるようになった 4,38) 。 NGC ニューロンは軸索を視床から脊髄まで伸ばし 28) ，樹状 突起を広範囲に広げている 37,60)…”