2022
DOI: 10.4295/audiology.65.435
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音声認識技術を用いたスマートグラスによる情報保障の検討

Abstract: 。また近年、メガネ型のウェアラブル端末(スマート グラス)が登場し、目の前に広がる現実空間に、デジタル情報を重ねて表示できるようになっている。 我々は、スマートグラスへの音声認識による文字の投射を用いて、聴覚障害者が日常生活で視覚からの情 報保障を得ることができるのではないかと考え、本システムの語音聴取に対する有用性を検討した。 【対象】 健聴者(健聴群) (男性 6 人、女性 7 人、年齢の中央値 58 歳)と人工内耳装用者(CI 群) (男性 12 人、 女性 13 人、年齢の中央値 62 歳)を対象とした。CI 群は人工内耳装用期間の中央値 5 年 10 ヵ月(1 年 10 ヵ月-22 年) 、人工内耳装用閾値の平均は 32. 7dB(23. 8-53. 8dB) 、人工内耳装用下 67S 語表聴取成績 (60dBHL 呈示)の中央値は 65%(0-95%)であった。 【方法】 語音聴取検査 CI-2004 成人用検査(以下、CI-2004)の日常生活文検査(以下、文章)と単語検査(以 下、単語)を、音場にて被験者から 1 m の位置にスピーカーを設置し行った。健聴群は、雑音下で、健 聴者群は静寂下と雑音下で… Show more

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