2023
DOI: 10.7130/jject.50.11
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電気的測定法による静脈リザーバレベル測定の検討

Abstract: 中村淳史 1) ・木暮英輝 1) ・井上 将 2) 桑名克之 2) 電気的測定法による静脈リザーバレベル測定の検討 要 旨 人工心肺において静脈リザーバ(venous reservoir:VR)内の血液レベルは連続的に測定するべき重要な項目 である。本研究では VR の材質であるポリカーボネートの電気的特性を利用して静電容量(Cs)値から VR の血液 レベルを測定する方法を考案し、測定周波数、ヘマトクリット(Ht) 、血液量の Cs 値への影響について検討した。 実験 1 は VR 壁面に電極を 2 枚貼り各液面レベルにおける電極間の静電容量 Cs[F]を周波数 100kHz ~ 1MHz で測定した。VR には生理食塩液と牛血(Ht 20%、25%、30%)をそれぞれ充填した。実験 2 では円筒状容器に 電極を貼り生理食塩水を充填させ周波数 1MHz で Cs 値を測定した。 実験 1 の結果は液面レベルが高くなると Cs 値が増加し、周波数 1MHz では 1.30pF/cm(生理食塩液) 、1.26pF/ cm(Ht 20%) 、1.28pF/cm(Ht 25%) 、1.13pF/cm(Ht 30%)の増加… Show more

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