Discussion on Water Migration and Swelling of Compacted Powder Bentonites

Caking Phenomenon in Sodium Chloride Powder under High-Humidity Environments

“…塩製品の固結トラブルは，現在でもユーザーからの主 要なクレームの一つである。塩の主成分である塩化ナト リウムは約 75%RH の臨界相対湿度を境界に吸放湿が生 じるため，固結は，吸湿時に溶解した塩化ナトリウムが 放湿時に再結晶化し，粒子間を結合した場合に形成(以 下，放湿固結)されると考えられている [1]。しかし，こ の時の塩の固結強度は必ずしも水分の放湿量と比例関係 にならないことが報告されており [2]，筆者らも，放湿に 吸湿も加えた水分変化の履歴が固結強度に影響し，さら に水分が 0.1%程度となるまで乾燥した塩では，吸湿環境 下で固結が形成(以下，吸湿固結)されることを確認し ている [3]。 吸湿性の粉体では，吸湿時の水分の凝縮や粉体層内へ の移動が吸湿固結の形成に関与する事例が報告されてい る [4][5][6][7]。尿素の例では，吸湿した水分に溶解した尿素溶 液が移動することにより粒子間の接触部で析出すること で架橋を形成し，固結する現象が確認されている [5]。こ のため，塩においても，吸湿時の水分の凝縮や粉体層内 への移動が吸湿固結の形成に関与している可能性は高い 公益財団法人塩事業センター 海水総合研究所 (〒 256-0816 神奈川県小田原市酒匂 4-13-20)…”

Understanding water migration behavior of unsaturated bentonites for HLW-disposal project

“…Regarding the relation between the amount of water absorption into the specimen and elapsed time, the water absorption amount into the specimen, Q, can be evaluated as a linear function of the square root of elapsed time as in Eq. (1) if the water-absorbing behavior is analogous to water-diffusion phenomena in the specimen (Komine et al, 2018).…”