2017
DOI: 10.1002/fam.2434
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Analysis of response behavior of people in fire incidents where residential fire alarms successfully worked

Abstract: Summary All residential homes in Japan have been required to install residential fire alarms since 2006. According to a survey by Tokyo Fire Department in 2011, the installation rate of residential fire alarms per household within the jurisdiction of the Tokyo Fire Department is 80.6%. The authors carried out an analysis of reports of cases, where residential fire alarms successfully worked. The information in these real fire incident reports is very useful for us to understand the actual circumstances as well… Show more

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“…近年、社会問題化している空き家の有効活用や 1) 、多様化する宿 泊ニーズへの対応のために、住宅を宿泊施設として活用する、いわゆ る「民泊」の施設としたいニーズが高まっている。このような、住宅 から宿泊施設への用途変更を行うと、 建物に不慣れな在館者が増える 上に、就寝を伴うため、火災避難安全対策の向上策が必要となる。実 際、消防関連法令により自動火災報知設備の設置が必要となるが、こ のとき、無線式連動型警報機能付感知器 2) により構成される特定小規 模施設用自動火災報知設備(以下、特小自火報と記す。 )と呼ばれる 比較的安価に設置できる設備を採用することができる 3,4), 注 1) 。 特小自火報は、 火災を感知した感知器 注 2) 以外の感知器も連動して 鳴動させ、出火室での鳴動が伝わりにくい [8][9][10][11][12][13] 就寝時の出火した室 以外でも確実に警報音が聞こえるようにしている設備である。建物内 での警報音の聞こえ方や、在館者が警報音を認識できる音圧、特に、 就寝者を覚醒させるために必要な音圧や周波数などについては、 過去 にも多くの研究がなされている [14][15][16][17][18][19][20][21][22][23][24][25] 。警報音を鳴動させる感知器の 代表例である住宅用火災警報器(以下、住警器と記す。 )や警報機能 付感知器の仕様 2,3) も、これらの音圧や周波数に近似しており、その 効果や奏功も報告されている [5][6][7] 比較的安価に設置できる設備を採用することができる 3,4), 注 1) 。 特小自火報は、 火災を感知した感知器 注 2) 以外の感知器も連動して 鳴動させ、出火室での鳴動が伝わりにくい [8][9][10][11][12][13] 就寝時の出火した室 以外でも確実に警報音が聞こえるようにしている設備である。建物内 での警報音の聞こえ方や、在館者が警報音を認識できる音圧、特に、 就寝者を覚醒させるために必要な音圧や周波数などについては、 過去 にも多くの研究がなされている [14][15][16][17][18][19][20][21][22]…”
Section: .研究の背景と目的unclassified
“…近年、社会問題化している空き家の有効活用や 1) 、多様化する宿 泊ニーズへの対応のために、住宅を宿泊施設として活用する、いわゆ る「民泊」の施設としたいニーズが高まっている。このような、住宅 から宿泊施設への用途変更を行うと、 建物に不慣れな在館者が増える 上に、就寝を伴うため、火災避難安全対策の向上策が必要となる。実 際、消防関連法令により自動火災報知設備の設置が必要となるが、こ のとき、無線式連動型警報機能付感知器 2) により構成される特定小規 模施設用自動火災報知設備(以下、特小自火報と記す。 )と呼ばれる 比較的安価に設置できる設備を採用することができる 3,4), 注 1) 。 特小自火報は、 火災を感知した感知器 注 2) 以外の感知器も連動して 鳴動させ、出火室での鳴動が伝わりにくい [8][9][10][11][12][13] 就寝時の出火した室 以外でも確実に警報音が聞こえるようにしている設備である。建物内 での警報音の聞こえ方や、在館者が警報音を認識できる音圧、特に、 就寝者を覚醒させるために必要な音圧や周波数などについては、 過去 にも多くの研究がなされている [14][15][16][17][18][19][20][21][22][23][24][25] 。警報音を鳴動させる感知器の 代表例である住宅用火災警報器(以下、住警器と記す。 )や警報機能 付感知器の仕様 2,3) も、これらの音圧や周波数に近似しており、その 効果や奏功も報告されている [5][6][7] 比較的安価に設置できる設備を採用することができる 3,4), 注 1) 。 特小自火報は、 火災を感知した感知器 注 2) 以外の感知器も連動して 鳴動させ、出火室での鳴動が伝わりにくい [8][9][10][11][12][13] 就寝時の出火した室 以外でも確実に警報音が聞こえるようにしている設備である。建物内 での警報音の聞こえ方や、在館者が警報音を認識できる音圧、特に、 就寝者を覚醒させるために必要な音圧や周波数などについては、 過去 にも多くの研究がなされている [14][15][16][17][18][19][20][21][22]…”
Section: .研究の背景と目的unclassified